【出資確定馬】アメリの20について

 

今年のキャロットのドラフトが終わり、今年の1歳馬への出資もクランクアップです。 出資が確定した3頭について備忘録ついでに記録を残しておきたいと思います。

まずはサンデーで出資したアメリの20から。

 

基本情報

129・アメリの20(牝)
父サトノダイヤモンド(初年度産駒)
5月5日生まれ
美浦・尾関和人厩舎
母10歳時出産の4番仔
最終結果69票(人気27位)⇒実績で当選
総額2400万円 一口600,000円⇒1口出資 

 

父サトノダイヤモンドと数奇な運命

祖母には名牝アゼリ。2002年米国でエクリプス賞年度代表馬にも選出され、2002年~2004年3年連続で最優秀古馬牝馬も受賞している。通算成績は24戦17勝で獲得賞金407万9820万ドルはゼニヤッタに抜かれるまで北米牝馬新記録でした。

米国で3頭出産の後、ノーザンファームによって輸入されました。

 

セレクトセール2013の当歳セリ。

この年の当歳セリ最高価格2億5200万円で落札されたのが「アゼリの2013」であり、第2位の落札価格だったのが2億4150万円で落札されたのは「マルペンサの2013」でした。

そしてこの2頭は約2年後になんと新馬戦で顔を合わせ「5億円対決」と話題になりました。

アゼリの13ことロイカバードと対戦となったのが、マルペンサの13ことサトノダイヤモンドだったのです。(結果はサトノダイヤモンドが1着、ロイカバードが2着)

 

本馬はそんな因縁?のあるサトノダイヤモンドを父に迎えた1頭、不思議な巡り合わせです。

 

血統について

アメリの20

 

サトノダイヤモンド自身、3歳時がベストパフォーマンスであり産駒も早くから仕上がるとまずは仮定をしています。

ディープインパクト・キングカメハメハが亡くなり、ダービーディスタンス向きの種牡馬の1角であると思っており、ディープインパクト産駒が当時鬼門としていた菊花賞を産駒として初めて制した事から、今の種牡馬界では中長距離に特化した珍しいカテゴリの種牡馬とも思っています。

 

血統構成としては半兄プライムフェイズが父ディープインパクトで近似配合ですね。そのプライムフェイズは現在2勝C。1600m-2000mでの好走が目立ちます。ディープインパクトからサトノダイヤモンドに変わり、Danzigのクロスが発生。2000m~2400mの距離でスピードの持続力を補強してくれそうです。

父キングカメハメハの半兄ガンダルフも先日2勝入りを果たし、アメリの繁殖能力もまたひとつ株を上げてくれました。

 

馬体について

アメリの20

 

5月生まれらしく、幼さの残る馬体です。それでも全体のバランスの良さが良く、カタログをパラパラめくった時の第一印象に「◎」と印を打ってました。

やや胴長のシルエットは父サトノダイヤモンドの影響を感じ、やはり馬体を見ても2000m以上の距離で良さが出そうです。

測尺は体高152.0 胸囲169.5 管囲18.7 馬体重402kgと横の比較をしてもサイズは小さめ。尺の発表前から管が細そうに見えてましたが、18.7は軽量という事を差し引いても故障リスクはある程度許容が必要かもしれません。

一口馬主DBの馬体重シミュレーションではデビュー時の予測は482kgとなっており、これからの伸びしろは十二分にありそう。

実際に9月3日の更新では馬体重は432kgまで増えており「5月生まれとは思えないほどのメリハリのある好馬体で、放牧地では柔らかく良いフットワークを見せている」とべた褒めの内容でした。

ただサンデーの1発目の更新はリップサービスも結構あるなと個人的には感じているので、あまり鵜呑みにはせず、、と思ってはいます。

 

馬体写真も届きましたが、これも好印象

アメリの20 9月

腹回りがすっきりとして、前にも後ろにも筋肉量が増えているのが一目瞭然。

ただまだイヤリングから移動はしておらず遅生まれもありデビューは来年秋以降だろうとは思いますが、早くから仕上がると仮定しているサトノダイヤモンド産駒なので上手くいけば世代重賞も...と妄想していますし、青写真はオークスになるでしょう。

是非故障なく順調に、と願っております。

 

ご一緒の方はどうぞよろしくお願い致します。

 

 

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