シーザリオの20(キャロットクラブ2021年募集)

 

母の情報

説明不要の名牝ですね。2002年生まれのシーザリオは日米オークスの勝ち馬にして、繁殖としても3頭の種牡馬を残す歴史的名牝。

2021年3月に惜しまれつつもこの世を去りました。合掌。

 

母の産駒

クラブの会報誌より

 

 

血統

シーザリオの20

母父スペシャルウィーク

獲得賞金上位と好走距離

対象:1526頭

1位・エピファネイア(牡)父シンボリクリスエス※半兄

14戦6勝 芝1800-3000m

2位・サートゥルナーリア(牡)父ロードカナロア※全兄

10戦6勝 芝1600-2500m

3位・ディアドラ(牝)父ハービンジャー

33戦8勝 芝1400-2100m

父ロードカナロア×母父スペシャルウィーク

獲得賞金上位と好走距離

対象:38頭

1位・サートゥルナーリア(牡)※全兄

10戦6勝 芝1600-2500m

2位・グルーヴィット(牡)

15戦3勝 芝1200-1600m ダ1400m

3位・アカネサス(牝)

18戦3勝 芝1200-1400m ダ1000-1200m

短評

異なる3頭の父、シンボリクリスエス、キングカメハメハ、ロードカナロアからG1勝ち馬・種牡馬を輩出していますし、サートゥルナーリアの全妹にあたるので当然文句のない世代屈指の良血馬。

ただシーザリオの仔では大成しているのは牡馬だけな事と、ロードカナロアもキングカメハメハのコルトサイアーの影響を受けている印象を個人的には感じているので、牝馬である点、そのあたりが懐疑的には感じています。

母シーザリオは体質が弱くデビューが遅れ、アメリカンオークスから帰国後、右前脚の繋靱帯炎を発症し引退していますが、エピファネイアも左前脚の繋靱帯(けいじんたい)炎を発症、リオンディーズも左前繋部浅屈腱炎で引退。サートゥルナーリアも左飛節後腫、左背中の故障で引退、体質の弱さ・故障リスクは背負う必要のある血統です。

牝馬の産駒ロザリンドもオーソリティを出してますし、今年急逝した母が最期に残したのが牝馬というのもドラマチックですし、ラドラーダの20同様OurBloodの可能性もかなり高い事を考えても高額大人気になるのでしょう。

バツのない私は指を加えて眺めています。

※データは2021年8月8日終了時点になります。
※キャロットクラブ様より情報転載の許可を頂いております。
※個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。

 

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