5月7日(土)、東京競馬場で行われるプリンシパルS(3歳•リステッド•芝2000m)にキャロットクラブの愛馬グランディアが出走する。
日本ダービーでは皐月賞で結果を出したジオグリフ、イクイノックス、ドウデュース、ダノンベルーガらが有力所となり、これらの強豪に挑む権利を賭けての1戦。
プリンシパルS当日は縁あって、東京競馬場の馬主席での観戦をする事になった。感謝。
全力で応援をしたい。
グランディア自身は1月の若駒S(4着)以来の出走となるが、臨戦態勢は十分。最近のレポートを見ても中内田先生が色気あるコメントをくれている。
地元関西圏のレースが続いている中で久々の輸送となるが、デビュー戦で小倉への輸送は経験済み。いまよりも暑い時期でも輸送は堪えなかったので今回も輸送の心配は少ないと考えている。
調教はいつも動くグランディアなので、相手関係より何より課題は「自分自身」だろう。
・前走も道中かかってしまっている
・装鞍所で鳴いたり馬っ気をだす
などなど能力全開へは弊害が沢山だ。
このあたりがスムーズなら間違いなく勝ち負けだとは思うが、それを考えると主戦の川田騎手が継続騎乗できないのが本当に残念。
重賞の裏の代打で戸崎騎手なら良き鞍上も、西⇄東という事もあり最終追いにも乗っていないのは不安と不満だ。
抜けた相手はいないが実績で見てみると
OP勝ち→ドーブネ
1勝C勝ち→グランディア、ショウナンマグマ、セレシオン、その他2頭ダート1勝C勝ち
ききょうS勝ちのあるドーブネが実績は最上位も負かした相手のその後が酷く、評価の低いレース。さほど怖さは感じていない。
不気味なのはショウナンマグマ
前走は馬場も味方して(同日は逃げ馬が3勝)の逃げ切りではあったが、それを差し引いても2着に8馬身は相当なインパクト。瞬発力勝負になったら分は悪いタイプだけに同馬のペースの逃げには注意したい所。
同じキャロットからの出走となるセレシオン
梅花賞では負かしたトゥデイイズサデイとメイショウゲキリンは1勝Cでも好勝負をしており、4頭立てでも価値は上々。
ただ本馬も自身に課題があり、先行したかった前走は左にモタれる癖がありポジション取りは後ろに。プリンシパルSでは前が有利に働きそうなので、ポジション取りは課題だろう。
ブリンカー+左回りに変わってどこまで自身の競馬が出来るのかだが、個人的には懐疑的に見ている。
他には知名度はナンバーワンのコリエンテスもこの相手関係なら馬券圏内も妥当だが、POGで大人気だった背景もありやや過剰人気感。
といいつつ、私も指名馬ではある。笑
穴ではセイウンハーデスが怖い存在。前走は毎日杯で0.4秒差の4着、前々走ではタイム差無しだったスタニングローズはその後にフラワーCを勝利。
何よりスタートが良く好位から競馬が出来るのはレースでも有利に働きそうだ。
グランディアはこれらのライバルを下すには自身の課題を克服しないといけない。理想の競馬は前を見える位置、5-6番手で競馬を進めてしぶとく足を伸ばす形だろうか。
ホースマンの夢舞台へ向かって本当に頑張ってもらいたい。