データで見る一口馬主クラブ選び(2022年版)

2022年10月23日

大小含めて20以上の一口馬主クラブがあり、初心者方には分かりづらく迷ってしまいますよね。

この記事では「勝ち上がり率」「重賞勝ち馬輩出率」など様々な指標で一口馬主クラブを比べています。

これから一口馬主を始める方や、所属クラブを増やそうと思っている方のクラブ選びの参考にしていただければと思います。

比較データについて

今回のデータは現3歳馬~7歳馬の直近5世代を対象に一口馬主DBと当サイトで集計したものを抽出して作成したデータです。

各項目毎にソートが可能です

クラブ頭数勝ち上がり率2勝馬率3勝馬率重賞馬率G1馬率重賞馬頭数G1馬頭数平均総賞金平均募集額
サンデーTC433頭59.80%35.30%18.00%6.24%2.77%27頭12頭4508万3860万
社台TC432頭47.50%24.50%13.90%3.70%0.23%16頭1頭2883万3201万
キャロットC408頭55.60%32.40%17.90%7.11%1.72%29頭7頭3820万3449万
シルクHC391頭54.50%35.00%18.70%6.39%1.53%25頭6頭4227万3130万
ラフィアンTC345頭31.60%15.10%5.80%0.87%0.29%3頭1頭1776万1737万
G1TC252頭39.70%21.40%9.90%1.59%0.40%4頭1頭2118万2761万
ノルマンディー226頭34.50%16.40%7.10%0.44%0.44%1頭1頭1846万1298万
ユニオンOC199頭28.10%14.60%7.50%2.01%0.50%4頭1頭1508万1561万
ウインRC177頭37.90%22.00%7.90%2.82%0%5頭0頭2296万1745万
東京TC172頭50.60%32.00%16.90%4.07%0.58%7頭1頭2967万3081万
ロードTO160頭50.00%27.50%13.80%0.63%0%1頭0頭2557万2676万
TCライオン103頭35.90%18.40%8.70%0.97%0%1頭0頭1689万3132万
ターファイトC94頭29.80%18.10%8.50%0%0%0頭0頭1481万1570万
グリーンF89頭36.00%20.20%5.60%0%0%0頭0頭1539万1570万
ローレルC63頭30.20%11.10%9.50%0%0%0頭0頭1299万1400万
広尾TC58頭25.90%13.80%5.20%5.17%0%3頭0頭2280万2126万
友駿HC55頭27.30%10.90%5.50%0%0%0頭0頭1467万1289万
DMMバヌーシー53頭50.90%26.40%11.30%3.77%1.89%2頭1頭4134万6836万
京都TC52頭23.10%9.60%1.90%0%0%0頭0頭753万2406万
大樹RC48頭39.60%22.90%6.30%0%0%0頭0頭1728万1460万
YGGOC42頭31.00%14.30%7.10%2.38%2.38%1頭1頭1206万1653万
ワラウカド32頭28.10%21.90%15.60%3.13%0%1頭0頭1867万3094万

 

各指標について

人によって重要視する指標は変わると思います。

先程の表では10個の項目がありましたが、ここでは管理人の私が独断で選んだ3つの項目をピックアップしています。

勝ち上がり率

順位 クラブ 勝上がり率 順位 クラブ 勝上がり率
1位  サンデー 59.80% 12位  ライオン 35.90%
2位  キャロット 55.60% 13位  ノルマン 34.50%
3位  シルク 54.50% 14位  ラフィアン 31.60%
4位  DMM 50.90% 15位  YGG 31.00%
5位  東京TC 50.60% 16位  ローレル 30.20%
6位  ロード 50.00% 17位  ターファイト 29.80%
7位  社台T 47.50% 18位  ユニオン 28.10%
8位  G1 39.70% 19位  ワラウカド 28.10%
9位  大樹 39.60% 20位  友駿HC 27.30%
10位  ウイン 37.90% 21位  広尾TC 25.90%
11位  グリーン 36.00% 22位  京都TC 23.10%

一口馬主をやる上で「出資馬が勝ち上がるかどうか」は非常に重要で、重要視されている会員さんも多いはずです。

勝ち上がり率ではノーザンファーム生産馬が主とした募集馬の3クラブ、サンデー・キャロット・シルクがそのままTOP3を独占していますので、やはり優良な一口馬主クラブと言えます。

ちなみに中央競馬の未勝利戦は、夏季の競馬開催の最終週で終了してしまいます。
では出資馬がその期間までに1勝も挙げられなかった場合はどうなるのでしょうか?

基本的には以下の3パターンに分けられます。

未勝利馬のその後

①ファンド解散

②地方競馬転入

③格上挑戦

①ファンド解散

その名の通りに一口馬主ファンドが解散となり、出資馬としての権利も終了します。

未勝利馬で1番多いケースです。

馬自身は3歳と若いのでサラブレッドオークションに出されたり、牝馬であれば牧場に戻り繁殖牝馬としての道を歩むケースもあります。

基本的には3歳未勝利で終わった場合は一口馬主の収支も赤字となります。

②地方競馬転入

地方競馬へ移籍となりますがファンドは継続となります。

地方競馬で3歳の場合は2勝、4歳以上なら3勝を挙げると中央競馬の1勝クラスへの出走が認められるので、中央復帰を目標にした地方転入ですね。

例えば故障によってデビューが3歳の夏に1戦しか出来なかった馬などは、「まだ見限るには早い」と地方競馬から中央再転入を目指したりします。

地方で2勝、もしくは3勝を挙げ中央再転入後は元々の所属厩舎へ戻る場合もあれば、違う調教師へ任される場合もあります。

③格上挑戦

未勝利戦で2着、2着と地力はあるものの惜しくも勝てなかった馬などはこのパターンが多いです。こちらもファンドは継続になります。

最近の例ではロードシャムロックという馬が未勝利戦で5戦するも勝てませんでした。それでも2着3回と惜しい競馬。

善戦が続いているのでそのまま格上挑戦を続けると、その後3勝を挙げ準OPまで出世をしました。

ただし出走馬を決定する優先順は未勝利馬が最後になるので、フルゲートになりづらいローカルや長距離の番組を選ぶ事になるなど、適鞍を使えないデメリットもあり、簡単ではありません。

重賞馬輩出率

順位 クラブ 重賞馬率 順位 クラブ 重賞馬率
1位  キャロット 7.11% 12位  G1 1.59%
2位  シルク 6.39% 13位  ライオン 0.97%
3位  サンデー 6.24% 14位  ラフィアン 0.87%
4位  広尾TC 5.17% 15位  ロード 0.63%
5位  東京TC 4.07% 16位  ノルマン 0.44%
6位  DMM 3.77% 17位  大樹 0%
7位  社台 3.70% 17位  グリーンF 0%
8位  ワラウカド 3.13% 17位  ローレル 0%
9位  ウイン 2.82% 17位  ターファイト 0%
10位  YGG 2.38% 17位  友駿HC 0%
11位  ユニオン 2.01% 17位  京都TC 0%

先程の「勝ち上がり率」は1勝する事がボーダーでしたが、こちらは大活躍と言える重賞勝ち馬の輩出割合
収支を考える上では、未勝利馬や条件馬が多数の中、いかに飛び抜けて賞金を稼いでくれる言わば「大当たり」を引くかにかかってきます。

ここでも勝ち上がり率に続いてノーザン系3クラブがTOP3を占めました。

5頭出資をして3頭が勝ち上がり、条件戦で善戦するよりも、5頭中1頭しか勝ち上がりはないもののその馬が重賞勝ちをした方が、収支としてはプラスでしょうからある意味勝ち上がり率より重要視しても良いファクターだと思っています。

平均募集額

順位 クラブ 平均募集額 順位 クラブ 平均募集額
1位  友駿HC 1289万 12位  京都TC 2406万
2位  ノルマン 1298万 13位  ロード 2676万
3位  ローレル 1400万 14位  G1 2761万
4位  大樹 1460万 15位  東京TC 3081万
5位  ユニオン 1561万 16位  ワラウカド 3094万
6位  グリーンF 1570万 17位  シルク 3130万
7位  ターファイト 1570万 18位  ライオン 3132万
8位  YGG 1653万 19位  社台 3201万
9位  ラフィアン 1737万 20位  キャロット 3449万
10位  ウイン 1745万 21位  サンデー 3860万
11位  広尾TC 2126万 22位  DMM 6836万

平均募集額はノーザンファーム生産馬を始め、社台系が高い傾向にあり、日高生産馬が安価な傾向にあります。

先程の重賞馬輩出率とは乖離している順位となり、平均募集額が安いクラブでは重賞馬が募集される可能性はかなり低いため、お金をあまりかけず細々と楽しむ方や、セカンドクラブには良いかもしれませんね。

 

まとめ

データで見ても、おすすめできる一口馬主クラブはやはりノーザン系の3クラブ、サンデーTC・キャロット・シルクが盤石の実績を残しています。

ただその分、平均募集額も他クラブよりも相当に高い為ハイリスクハイリターンと言えます。

非王道ともいえるクラブからも名馬は輩出されています。
大樹からはタイキシャトル、友駿HCからはタップダンスシチー、ロードからはロードカナロア、ノルマンディーからはデアリングタクトなど確率でみると10年に一度あるかないかという確率ですが、平均募集額も安い分、地道に細々と非王道で一口馬主を楽しむのも一興かもしれませんね。

 

 

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