2024年7月7日(日)から9日(火)まで馬友のAKB-Tの旅行も兼ねて北海道へ。セレクトセールへ行って参りました。色々良くしていただいた馬主の田中さんには本当に感謝ですし、ご一緒させていただいた馬主さん、調教師さんも、何者でもない我々がお邪魔させていただき感謝でした。
世間的には初日が1歳セリ、二日目が当歳セリと認知されていますが、0日目となる7/6と7/7は1歳馬の下見が可能となっています。
ノーザン産エリア、社台産エリア、千代田牧場エリア...といったように生産牧場ごとのブースのような形になっており、気になる馬がいれば牧場スタッフの方に声をかけ、馬体や歩様を見る事が出来、育成の様子などを教えて貰います。
我々はただの同行者ではあったものの、田中さんの落札候補馬を一緒に何頭か近くで見せていただきました。
※写真の撮影良いですよ、と牧場の方には言われましたが掲載許可の有無は分からないので本記事には掲載は控えています。
社台のブースで1歳馬を見ていると、すぐ近くには世界の矢作先生も真剣に馬の様子を見ていました。現金なもので、そうすると途端にその馬が良く見えてきますね。笑
ちなみに過去2年か3年以内にセレクトセールで落札した馬主さんとその同行者はノーザンホースパーク敷地内のレストランでは飲食が全て無料なんだそう。
その恩恵にあやかり、幾らするんだろうか、という米沢牛のステーキなどをいただいてきました。
そして下見の段階で24頭が手を上げる候補となり、いよいよ翌日1歳セリが始まりました。
予算内に収まらなければ降りる事になるので、田中さんが競っている時は祈るように「相手、手を挙げないでくれぇぇ」と手を合わせていました。笑
ちなみにセレクトセールの中継でセリ中に聞こえる「2000まーん、2000まーん・・・ヘイ!」「2100まーん、2100まーん・・・ヘイ!」と元気なヘイ!が聞こえてきますが、あれは馬主さんが発生しているわけではなく、スポッターさんと呼ばれる係員が各客席におり、馬主さんが手をあげるとスポッターさんが鑑定台の人に伝えて、価格が上がっていく仕組みになっています。
顔の知れた馬主さんの中には、膝に手をおき、まるで野球のサインのような、まるでポーカーでチェックするような小さな手のアクションでスポッターさんに拾って貰う馬主さんもいました。カッコいいなぁ。
そして田中さんの狙い馬の1頭が登場、手を挙げるとなんとコレがファーストビットで見事落札!
貴重な瞬間に立ち会う事が出来ました。落札後は落札した1歳馬の一緒に記念撮影もさせて頂きました。
54.アラドヴァルの2023のこれからの成長を期待したいと思います。