血統
BMSウォーエンブレムは3頭の芝重賞勝ち馬(スカーレットカラー、ウィクトーリア、ブライトエンブレム)を出しており、父はいずれもサンデー系で大枠では相性は良好です。
母のピースエンブレムは、秋華賞やフラワーCを勝ったブラックエンブレムと同血になります。
ピースエンブレムの産駒は流産、故障が相次いでおり、本馬を除き7年の繁殖生活で無事競争生活を送っている馬はゼロです。
対してブラックエンブレムは8年の繁殖生活で1頭流産はありましたが、7頭中6頭が2勝以上を挙げており、母馬同士の競争成績の差を考慮したとしても対極な結果となっています。
本馬に関してはディープインパクトの直仔、サトノダイヤモンド産駒なので、ブラックエンブレムのディープインパクト産駒とは3/4同血という事になります。
該当馬はテスタメント、オーロラエンブレム、アトリビュートの3頭。
オーロラエンブレムは未勝利でしたが、テスタメントは芝2000mで3勝、アトリビュートは芝1600.2000mで計2勝ですから、サトノダイヤモンド産駒の本馬も相性は良好と考えてよいでしょう。
ピースエンブレムはSir Ivorを持ってるので、ディープインパクトからサトノダイヤモンドへ継続したHalo≒Sir Ivorのニアリークロスも刺激出来るのも良いですよね。
体質のリスクはありますが、そこに目を瞑る事が出来れば手の出しやすい価格ですし、血統的には走るポテンシャルを感じています。
※データは2021年8月8日終了時点になります。
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