【一口馬主とは？】始め方や馬主席招待などの特典

いまやG1などの大レースで見ない事はない一口馬主クラブ。

アーモンドアイやグランアレグリア、デアリングタクトやオルフェーブル、これらの馬は全て一口馬主クラブの馬です。

獲得賞金日本歴代1位のアーモンドアイも一口馬主クラブ馬

昨今は「ウマ娘」ブームの影響もあり、ますます一口馬主は注目されています。

この記事では一口馬主の概要や、馬主席招待、クラブパーティーなどの一口馬主の特典について紹介しています。

一口馬主とは？

クラブ法人が競走馬(当歳～2歳)を40口～2000口程度に分けて出資を募集するシステムです。

一口馬主という名称ですが、正確には馬主ではなく出資会員であり、競走馬そのものは金融商品となる為、擬似的に馬主気分を味わうものになります。

40口～2000口と分割する口数はクラブによって異なり、例えば4000万の競走馬がいるとした時、2000口のクラブであれば一口2万円で出資する事が出来ますが、40口のクラブは1口100万とかなり高額になってきます。

またレースで獲得した賞金も口数によって分配されます。口数＝リスクとリターンを表すという事です。

例:1着賞金が700万の2歳新馬で1着だったケース

1番下にある「一口当り分配対象額」というものが実際に分配される金額。このケースは1/400口のもので、一口あたり14,534円が分配されました。

一口馬主の特典やメリット。馬主席や命名権、パーティなど

一口馬主になると一般の競馬ファンでは味わう事が出来ない口取り式の参加や、調教師や騎手の方と直接話す機会もあるクラブパーティーへ参加する事が出来るなど、クラブによって様々なサービス、特典があります。

※新型コロナウイルスの影響で馬主席招待や口取り式などは一部休止中

私個人としてもコロナウイルス流行以前に何度か馬主席に入りましたが、広々として尚且つ混雑もしていないのでかなり快適な空間です。

指定席と雰囲気は似ている

喫煙所にソファがあるのは個人的感動ポイント

一口馬主の始め方

中央馬主はかなりの高収入が要件として必要ですが、一口馬主になるのは難しくはありません。始め方としては以下のステップになります。

ざっくりとしてますが、本当にこれだけなんです。

20歳以上であれば基本的にはありません。学生でも一口馬主にはなれます。

ただ費用が高額となる一部の40口クラブには簡単な入会審査があります。とは言っても実体験的に言って厳しいものではなく私自身は簡単に40口クラブに入会出来ました。

資料請求や出資申込みに関してはクラブのホームページや案内文で丁寧に書かれているので、分かりやすいかと思うのでここでは割愛します。

一口馬主を始める時に1番大事な事は「クラブ選び」です。

先日新たにインゼルサラブレッドクラブが発足し、現在では23の一口馬主クラブがあります。

この中にはどのクラブとは言いませんがオススメ出来ないクラブもありますが、初心者の方が何を基準に選んで良いかも分からないかと思います。

選ぶポイントはクラブの実績や個人的な予算感などがあるので一概には言えませんが、キャロットクラブ、シルクホースクラブ、サンデーサラブレッドクラブあたりであれば優秀な実績を残していますので、間違いなくオススメです。

詳細はコチラの記事で紹介してますので、クラブ選びの際には参考にしていただければと思います。