母の情報
母インナーレルム自身は2008年愛国産で、2戦0勝と目立った競走成績はないが、半兄にロックオブジブラルタル(父デインヒル)がおり、半姉のルビー(父デインヒル)はフィエロの母と血統背景は良血です。
当初はアイルランドで繁殖入りし、初仔のIntricately(父Fanstnet Rock)は愛G1モイグレアスタッドS(芝7ハロン)の勝ち馬です。
2017年より日本で繁殖生活を送っています。
母の産駒
※中央で3勝以上は馬名太字、重賞勝利馬は馬名青字
2014・Intricately(父Fanstnet Rock)
2018・ギルティブラック(父ディープインパクト)
2020・本馬(牝)父ハーツクライ
2021・当歳(牡)父ドゥラメンテ
血統
母父Galileo
獲得賞金上位と好走距離
対象:225頭
1位・レッドローゼス(牡)父ステイゴールド
33戦7勝 芝1600-2000m 障害
2位・キングオブコージ(牡)父ロードカナロア
14戦5勝 芝1600-2500m
3位・カンタービレ(牝)父ディープインパクト
12戦3勝 芝1600-2000m
※海外ではガイヤース(エクリプスS等2020年ワールドサラブレッドランキング1位)、ソットサス(凱旋門など)、スノーフォール(英オークスなど)らがおり多数活躍馬を輩出
父ハーツクライ×母父Galileo
獲得賞金上位と好走距離
対象:12頭
1位・ヴィクティファルス(牡)
5戦2勝 芝1800m
2位・ララサンスフル(牝)
5戦1勝 芝2000m
3位・ブライトアイズ(牝)
13戦0勝
短評
欧州血統である母インナーレルムでハーツクライは少し重すぎではという印象です。
同じくハーツクライ×Galileoのヴィクティファルスも共同通信杯では2着だったものの、降雨/重馬場だった中山のスプリングSを勝ったように、本馬も軽い馬場ではなくタフな条件に向きそうです。
本馬の半兄であるギルティブラック(3牡・父ディープインパクト、3歳未勝利)はサンデー所属馬ですので公式情報を確認すると、「ワンペースで切れる感じではない」とありました。
※サンデーサラブレッドクラブより転載の許可を得ております。
母インナーレルム×ディープインパクトのギルティブラックでもワンペースであれば、やはり母インナーレルム×ハーツクライは手を出しづらいなという印象で、母系に米国の速い血が欲しい所です。
※データは2021年8月1日終了時点になります。
※キャロットクラブ様より情報転載の許可を頂いております。
※個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。