アヴェンチュラの20(キャロットクラブ2021年募集)

 

母の情報

母アヴェンチュラはキャロットクラブで募集された2008年生まれのジャングルポケット産駒。

2歳時は3戦1勝で阪神JF4着後に右前第三手根骨が判明し休養に入る。7ヶ月ぶりとなった漁火S(1600万下)で復帰戦を勝利で飾ると、続くクイーンSでも勝利。牝馬3冠最終戦の秋華賞でも、桜花賞馬、オークス馬を抑え優勝、3連勝を飾った。

エリザベス女王杯では女傑スノーフェアリーに敗れたものの日本馬再先着となるが、競走中に両第3手根骨々折を発症した為、再度休養を余儀なくされる。

復帰を目指すも三度となる故障が発覚し、4歳6月に引退となった。

通算成績は7戦4勝【4.2.0.1】と一度も掲示板を外さない堅実な戦績を残した。

 

母の産駒

本馬は母12歳時出産。

※3勝以上は馬名太字、重賞勝利は馬名青字

2015・デサフィアンテ(牝)父キングカメハメハ

2017・カイザーライン(牡)父エピファネイア

2018・サファル(牡)父キングカメハメハ

2020・本馬(牡)父ロードカナロア

2021・当歳(牝)父レイデオロ

※2016年はハービンジャー産駒(牡)、募集はされるも1歳時故障引退

2018年にキングカメハメハをつけ不受胎だった為、本馬は1年空殆明けの産駒

 

血統

アヴェンチュラの20

トライマイベスト≒El Gran Senor 5×4

 

母父ジャングルポケット

獲得賞金上位と好走距離

対象:649頭

1位・ミッキースワロー(牡)父トーセンホマレボシ

22戦5勝 芝2000m-3200m

2位・サクセスエナジー(牡)父キンシャサノキセキ

34戦12勝 ダ1200m-1400m

3位・ソルヴェイグ(牡)父ダイワメジャー

17戦4勝 芝1200m-1400m

父ロードカナロア×母父ジャングルポケット

獲得賞金上位と好走距離

対象:11頭

エルカスティージョ(牝)

3戦1勝 芝1400m

勝ち上がりは同馬のみ

短評

まずこの配合云々の前に故障リスクは背負わなければいけない血筋です。

本馬の祖母にあたるアドマイヤサンデーから体質に不安、故障する馬が多く、自身の母アヴェンチュラも前出の通りケガに泣いた馬です。

これまでの産駒4頭は全て高額で募集されましたが体質難があり、未だカイザーラインの1勝のみと、やはり故障の要因が大きく結果が出ていません。父がロードカナロアに変わるも体質改善となる配合的な安心材料には乏しいです。

私のような素人考えでは異系を取り入れるような思いきった配合を見てみたい気もします。

故障リスクを除けば、Nureyevのクロス持ちで、トライマイベストはEl Gran Senorとの全兄弟クロス、牝系にサンデーサイレンスが入り、文句無しに良血で、母アヴェンチュラの血統・競走成績からも中距離も可能なロードカナロア産駒になりそうです。

 

※データは2021年7月25日終了時点になります。
※キャロットクラブ様より情報転載の許可を頂いております。
※個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。

 

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