募集馬短評 出資候補馬(キャロットクラブ2022年度募集)

カタログで馬体を一通り見終えて、現段階で気になる馬は16頭になりました。
今年はカタログ発表前に血統表を眺める作業が出来なかったので、血統も含めて16頭の短評を書き上げて、文字に起こしながら自分自身の出資候補馬をまとめてみたいと思います。

今年はバツ1持ち、最優先は丹念に選びたい所。
キャロットクラブではアワブラを視野に入れて牝馬に注力して出資をされている会員さんも多くみられますが、私の考えは少し異なります。

「一口馬主を楽しむ」という点だけに着目すば出資馬の子どもに出資出来るのは、とてもワクワク出来ますし思い入れも一入です。

ただ「収支面」で見るとアワブラは一概にプラスと言えません。
その思い入れ故に出資基準も緩くなりがちで、中には「アワブラだからノータイムで出資」なんて声も散見されます。

楽しさ優先で一口馬主をされてる方はこれでOKでしょうし、私も来年にもしかしたら募集がかかるかもしれない初のアワブラっ仔はおそらく相当出来が悪くなければノータイムで申込むと思います(やはり出資基準はかなり緩くなりそう)

しかし私は現状一口馬主の収支はボロボロなものの(泣)、一応は「収支」を意識した出資ルールにはしています。(大口で多頭数出資は避ける等)

ましてや将来的な頭数確保の為に牝馬へ出資するのは私のスタンスと相反するので、個人的にアワブラはおまけ程度で考えるようにはしています。(そう言った方を否定する趣旨ではないので悪しからず)

前フリが長くなりましたが、馬体段階で気になる馬は以下の通りです。

※キャロットクラブ様より情報転載の許可をいただいております。

 

4・グリューネワルトの21

データは語るの記事にもある通り、ロードカナロア×スペシャルウィークは優秀で32頭中17頭、53%の勝ち上がり率で重賞馬率も上々です。

3/4半姉となるディアンドルも同じキンカメ直仔(ルーラーシップ)牝馬なのでポジティブ材料、兄姉達の勝ち上がり率も良いですね。

ロードカナロアの持つNureyev(Special)をいじくる形も良いパターンで本馬もFairy Kingを持っており、血統面は高印象です。

立ち気味の繋ぎは少し怖いですが、短距離馬らしいシルエット。

厩舎は5年目の林徹厩舎でソングラインがG1を制しています。若手な分、騎手起用はイマイチですかね。

10・ロスヴァイセの21

小腸捻転の開腹手術歴、募集がかかると言うことは大事ではないとは考えてますが、育成に遅れが出た事実はありややマイナス要素。

データは語るでも取り上げた通り、長打力も見込めるキズナ×シンボリクリスエスの組み合わせ。字面で注目していました。

今年の安田記念の勝ち馬であるソングラインと血統構成はかなりニアリーな関係で、同じソニンク牝系で15/16同血。

血統の下地としては文句はありませんね。

本馬の2つ上のリオンディーズ産駒の兄(ヴァーンフリート)は募集時にバツ1抽選になった人気馬でしたが現在1勝クラスで善戦中。

その馬体を見比べてみると

個人的には兄の方が見栄えがして、特にトモや飛節のつくりは兄が良く見えます。

 

11・アールブリュットの21

脚を手で隠すと本当に良い馬体をしていますよね。初仔のパラレルヴィジョンもバツ1抽選で人気し、2戦2勝の素質馬で同馬の存在も相まって最優先以上での抽選にはなりそうです。

母母イグジビットワンはクラブゆかりの繁殖で私もマスターワークに出資していました。

母系にDanzigを持ち、かつドゥラメンテのNureyev(Special)をいじれるSadler's WellsやFairy Kingを母方に持つ馬も勝ち上がり率は上々でマーガレットS勝ちのアスコルターレなどがいます。血統相性も問題はないでしょう。

やはり本馬は脚元のリスクを各々どのように捉えるかだと思います。私はリスク込みでも魅力的に感じています。

15・リカビトスの21

胸囲と管囲は水準サイズも馬体重は418kgと初仔を考慮してもモーリス牡馬にしては少し小さいですね。

肩やトモの形はとても良く見えて好みですが、左前の脚のラインがいびつな感じがします。動画で見ても前の出がやや硬いかなと。

あれ?カタログでは良く見えたんですが、よく検討してみたらあまりポジティブな事が出てこないので見送る事になりそうです。

19・ヴィータアレグリアの21

ニューイヤーズデイ産駒の本馬。自宅にあるSTALLIONSを見返してみました。

スタリオン入りした直後の2020年、2021年に同産駒についてはマキャベリアン×サンデーサイレンスの親和性がセールスポイントとして記載されていました。

うーん、ただこれは「父サンデー系」×「母系マキャベリアン持ち」な訳でちょっと理屈は異なるとは思いつつも、天下の社台SSの刷物ですからポジティブ材料として受け取りますよ。笑

馬体も筋肉質で好み。一般で申込み候補の1頭です。

44・ウインジュビリーの21

昨年のセレクト当歳で1650万円で取引された本馬。ただでさえクラブ価格より高値になるセリでの取引価格ですが、そこで1650万って事は...そこまでなのか?と考えてもしまいますが、カタログでは馬体は良く見えました。

勝ち上がりや回収率などを見るとやや牝馬優勢のリオンディーズ産駒ですが、今年のダービーにはジャスティンロックが駒を進めています。

オンディーズ産駒の獲得賞金上位10頭のうち9頭がサンデーサイレンスのクロス持ちですから、本馬もその点は満たしています。

母母ダイヤモンドビコーからの牝系図を見ると重賞実績が乏しくホームラン狙いの1頭ではないでしょうが、安めの募集価格ですしコツコツ回収を目指すイメージを抱いています。

47・ティンバレスの21

初仔のパーカッションは見栄えのする仔で記憶に新しく、バツ1抽選にもなっていましたね。

ヘニーヒューズ産駒は顕著に早熟傾向があります。

ダート3冠創設により本馬にその期待を乗せて出資する方も多いと思いますが、能力ピークと開催時期はマッチしてるので理屈としては良いですよね。馬体もいかにもダート馬で立派ですしサイズもデカいです。

ただちょうどダート3冠路線が発表された年に、いかにもそこを意識したくなる募集馬。

うーん、メタ的要素ですがなんかそんな簡単な話じゃない気がします。笑

馬券でもありますよね、なんか条件揃い過ぎてて逆に懐疑的になり「軸はやめておこう」とする時って。そんな印象です(どんな印象?)

人気もそこそこするでしょうが、メタ的に(笑)見送りになりそうです。

56・アルアリングスターの21

カタログにも書かれている通り、ハーツクライと好相性の血を母系に内包しています。

Seattle slew持ちは王道のニックスで、今年もドウデュースがダービーを制しています。Danzig持ちも良いですし血統は好印象です。

手術歴(右大腿膝蓋関節感染性関節炎により洗浄手術)については少し調べると、外傷や関節内骨折が起因して起こした関節炎であればかなりネックとなりそうですが、生後9日後の手術歴であり、案内にもある通り若齢期の免疫が弱い時期に起きた関節炎であれば気にしなくても良い、というのが私の結論です。

※専門的な知識はないので、あくまでネットで調べた私の意見です。

馬体もシルエットや曲飛がハーツっぽくて良いですよね。最優先候補の1頭です。

59・シンハリーズの21

小柄な仔が多いシンハリーズにキズナで、本馬も測尺を見ると中央値以下で小さめですが、カタログでは立派な筋肉です。

サンデー系、中でもディープインパクト系×シンハリーズ牝系の相性の良さは周囲の知る所で、キズナもディープインパクトの直仔でGlorious Sonh経由のHaloクロスは強調材料。

キズナ産駒の牡馬は重賞勝ち馬が5頭(ディープボンド、バスラットレオン、アスクワイルドモア、クリスタルブラック、キメラヴェリテ)いますが、いずれもキレ味より馬力や非根幹距離がセールスポイントです。

ディープインパクト系は好相性なのですが、上記の特徴のキズナ牡馬に関してはシンハリーズとの相性はアンマッチになる気もしますがこのあたありがどうでるか。

厩舎は池添学厩舎。リーディング順位を見ると文句は言えない立ち位置ですが、良血馬を多く抱えるもの未だG1に届いておらず「学ばない」とまでは思ってはいませんがポジティブには捉えていません。

65・アドマイヤローザの21

胴も詰まっておりモーリスらしい筋肉隆々な馬体。測尺も全ての値が中央値以上でサイズも立派です。

母父ハービンジャーはメイケイエールやドゥラドーレスがいますが勝ち上がり率20%で強気にはなれないデータ。サンデーのクロスはあるものの、ロベルト系×ハービンジャーで主流条件じゃない所で良さが出そうです。

カタログに「早期デビュー」と書かれているのはポジティブになれる文言ですよね。笑

68・ペルレンケッテの21

モーリス産駒はロベルト系らしく勝ち上がり率は36%と低いですが、モーリス×ディープインパクトは19/46頭と勝ち上がり率41%で上々。

知人の競馬記者さんも前々から「モーリスディープは良い」と言っているのも印象的です。笑

測尺を見るとサイズも十二分ですが、馬体を見るとゴリゴリ筋肉でもなく素軽さも感じで好みです。動画では後ろはバネを感じますが、右前が内向気味なのが気になります。

71・グリューヴァインの21

ニューイヤーズデイ産駒の本馬。ヴィータアレグリアの21と繰り返しになりますが、自宅にあるSTALLIONSを見返してみると、スタリオン入りした直後の2020年、2021年に同産駒についてはマキャベリアン×サンデーサイレンスの親和性がセールスポイントとして記載されています。

うーん、ただこれは「父サンデー系」×「母系マキャベリアン持ち」な訳でちょっと理屈は異なるとは思いつつも、天下の社台SSの刷物ですからポジティブ材料として受け取りますよ。笑

測尺のバランスを見ると、胸囲、管囲、馬体重は全体の10-19番目の数値ながら体高は35番目の序列、比較すると父ニューイヤーズデイ同様低重心の馬体と言えます。

カタログの写真より動画でみた方がダート馬らしい馬体に見え、好感触です。一般では申し込み候補の1頭です。

75・アロマドゥルセの21

ディープ牝馬の初仔にあたるので、立派に出やすいハービンジャーをつけたかな?という思慮が働く本馬は初仔ながら水準サイズに出ました。

ハービンジャーは母父サンデーサイレンスが最適解でしたが、サンデー牝馬も少なくなり現在は母父ディープインパクトが最適解とは個人的に思っています。

体高は153cmと高くないものの、脚が長いのでカタログ通り中距離でしょうか。一般候補の1頭です。

78・リッチダンサーの21

お馴染みリッチダンサーの牝馬でこの価格ですから「アワブラ候補としても」と一般人気しそうな本馬。

今回の募集馬の中では最高齢タイとなる母21歳時出産となります。さすがにここまでの高齢出産はマイナス評価ですが、馬体は全体バランスが良く気品があって結構好みです。動画では繋ぎがクッションがあまり効いてないようには見えましたが、基本は静止画派なので減点にはあまりならず。

血統もサンデー系×リッチダンサーは文句のつけようがないですし、血統構成が近しいコントラチェックやフロアクラフトが同じ牝馬で走ってますからリアルインパクトも合うでしょう。一般候補の1頭です。

84・アピールIIの21

ダイワメジャー産駒らしく少しボテッと見える本馬。

繋ぎが少し寝ているのは同産駒的にはネガティブ要素も、飛節は直飛気味で良さそうです。馬体的には突出してないものの悪くはないという印象です。

血統は母系がマイナーですが母父Selkirkは41%の勝ち上がり率で上々、中でもサンデー系とは相性も良く15中9頭で60%の勝ち上がり率で阪神JF3着のレッドセシリアなどがいます。一般候補の1頭と考えています。

90・ムーングロウの21

ジャスタウェイ産駒で牝系に欲しい血が内包していないので血統的には強気にはなれず。

カタログ馬体は私好みなんですよね、ただ歩かせると歩様があんまり綺麗に見えませんでした。

厩舎も未だ若い厩舎となると様子見になりそうです。

 

出資候補馬

文字に起こす事で少し取捨選択が出来ました。「絶対この馬にする!」の温度感がある馬は正直今年の募集馬ではいませんでしたが、頭の中を整理したら以下のようになりました。

ドラ1候補馬

ドラフト1位、バツ1最優先を投じる候補馬は以下の通りです。

4・グリューネワルトの21
11・アールブリュットの21
56・アルアリングスターの21

一般候補馬

票読みをしての一般候補ではなく、上に挙げた馬達より出資意欲は1枚落ちるも、出資候補の馬達です。なので最優先以上の抽選となり、一般票では死に票になる馬もいるでしょう。

19・ヴィータアレグリアの21
65・アドマイヤローザの21
68・ペルレンケッテの21
71・グリューヴァインの21
75・アロマドゥルセの21
78・リッチダンサーの21
84・アピールⅡの21

トータルで10頭になりました。あとは明日に控えるオンライン検討会で私よりも全然馬に精通している方々の意見を聞いたり、中間発表、票読みを通じて最終的な申し込み馬を決めていこうと思います。

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