9月11日(土)
中京3R芝2000mで行われた3歳未勝利戦、グランディアが単勝1.1倍の圧倒的人気に応えて優勝してくれた。
簡単にレース回顧をしていきたい。
メンバーレベルは低く、よっぽどの事がなければ勝てると思っていたが隣のゲートにテーオーコンドル
例のやんちゃな馬、ガクガクブルブルである
前走で力を発揮していない事や同舞台エピファネイア産駒は好相性という事もあってか2番人気ではあったが、ゲートでもテーオーコンドルは立ち上がる等駐立にも悪さが伺え、ゲートを開くとテーオーコンドルは出遅れ。
グランディアも決して出は良くはないが、平均的なスタート。デビュー戦でも出遅れたようにスタートは今後も課題になりそうだ。
上り坂途中からのスタートで13.1-10.7-12.7と最初の3ハロンは36.5、5ハロン61.6と流れはスロー。全馬一団で直線ヨーイドンの形である。
グランディア自身ハービンジャー産駒で瞬発力のクチではないが、さすがにこの相手関係もあってか上がり最速34.8。
2着サワーホマレーが上がり2位、3着サカジロゴーが同3位ですから瞬発力が求められる形になったかなと感じる。
この日行われた8R同距離の1勝Cでは勝ち馬ジャックドールが34.6である事から、グランディアの34.8は及第点と言える
ノーステッキの快勝でまだ余裕を感じ、道中はこの血統の気の悪さも見せなかったのは収穫。レース後川田Jは向こう正面で手前を変えるのに苦労したとの事で今後の課題が見えた事も収穫に感じる。
以下公式より
21/9/11 中内田厩舎
11日の中京競馬では道中は先団4、5番手を追走。少し促しながら直線に向き、楽な手応えで前を交わして先頭に立つと、そこから後続を寄せ付けることなく優勝。「いい仕上がりで臨めましたし、きっちり結果を出すことができて良かったです。ジョッキーによると、まだ子供っぽいところがあり、向こう正面で手前を替えるのも苦労したようでしたが、終いをサッと伸ばしただけで順当勝ちと言えるレースでした。体つきを見てもまだまだこれからの馬という感じもしますし、うまく成長を促しながら大事に使っていきたいですね。今日はありがとうございました」(中内田師)
中間の調整内容からもここは好結果を期待しましたが、断然の1番人気に応えて見事勝利を収めてくれました。以前より成長しているとはいえ、まだこれから良くなってくる馬ですから、大事に使いつつ力を付けていってもらいたいものです。この後はトレセンで馬体を確認してから検討していきます。
さて次走について考えてみる。
第三者から見れば「レベルの低い2歳未勝利戦を勝っただけ」ではあるが、出資者の頭には「ホープフルS」が浮かんでいるはずだ。
そんな妄想も一口馬主の楽しみの一つだと思っている。
前走後も使える状態にありながら放牧した事から次走はそう間は空けず10月中に出走と思っている。
同距離なら10/2中山の芙蓉S(OP)がある。輸送を経験してもらうのは年末を意識するにあたって良いが中2週と忙しい中遠征はややタイトで選択はされなそう。
現実的に10月中であれば以下の2つかと個人的には思う。
10/16阪神 紫菊賞(1勝C)1800m
10/30阪神 萩S(L)1800m
昨年は紫菊賞はヨーホーレイク、萩Sはシュヴァリエローズが勝ちともにホープフルSに駒を進めている。
共に京都改修の為阪神外回りとなり、瞬発力も問われるコースであるので本質的にはグランディア向きとは言えないかなとは思うので、個人的には弱気に少しでもメンバーレベルの下がる1勝Cの紫菊賞を希望したい。
どういった陣営の判断になるか楽しみに待ちたい。
今日はお疲れ様、グランディア。
関係者の皆様ありがとうございました。