2022年6月3日に公開されたPDF版のカタログ。あくまで馬体写真のみを見て気になった馬を何頭かあげていきたいと思います。
以下の通り3つの価格帯に分け、今回は中価格帯の中から馬体が良く見えた馬達です。
・中価格帯(一口80万円~100万円)
※ピックアップした馬は現時点での私の申込み候補馬ですが、あくまで私の個人的な評価で馬体の好みも入っています。「へぇ~あっそう~」くらい参考程度に考えていただき、最終的な申込みはご自身の判断にてお願い致します。
145・パリスビキニの21
馬体バランスは美しく、牡馬顔負けの筋肉ですがあまり重々しさというかゴツゴツ感を感じさせない好馬体に移ります。
父アンクルモーは種牡馬入り後、初年度産駒の獲得賞金額で米国記録を更新し種付け料も急騰。産駒はダートG1がメインも、昨年のBCターフスプリント勝ち馬ゴールデンパルなど芝G1勝ち馬も輩出。
母パリスビキニは米国で8戦1勝、産駒にはCCAオークス(米G1.ダ9F)の勝ち馬パリスライツがいる血統。
母母LacadenaはNureyev、Sadler's Wellsと欧州的な馬力を内包して、父アンクルモーの米血との組み合わせ。サンデーサイレンスが入っていない分、日本での芝の決め手に欠けそうで、ダートマイル~中距離あたりに出そうな印象です。
非サンデーサイレンスの外国産馬と言えば、同クラブのシュネルマイスター、持ち込み馬のグレナディアガーズが思い浮かびますが、2頭それぞれの母は海外G1勝ち馬、母の競争成績を比較してもやはり芝の上級条件ではイメージが湧きづらい所。
競走馬なら牡馬がベターだったかもしれませんが、牝馬なら繁殖入り後サンデー系でもキンカメ系でも相性が良く価値がありそうで、仮にキャロットならいかにも母優向きな印象です。
129・メリートの21
先日キャロットの追加募集でメリートの20(牝・ミッキーアイル)が募集され、馬体も良く見せていたので私も申込みましたが落選。本馬はその半弟になりますが、こちらもバランスの取れた馬体です。
メリートの父Redoute's Choiceは芝1200m-1600mでのG1勝ち鞍でオーストラリアの競馬らしく短距離血統の種牡馬で、メリートも短距離で良績を残しました。
さらに母父としてRedoute's Choiceは28頭がJRAで出走し12頭の勝ち上がり、43%の勝ち上がり率は優秀と言え、日本の芝との親和性も強調材料です。うち重賞勝ち馬はサトノアーサー、ショウナンバルディがいる他、本馬の半兄キャンベルジュニアも重賞2着3回とヒット率も上々、AEIは2.23を誇ります。
母系からは短距離馬ですが、馬体を見ると中距離もこなせそうな見た目でマイル~中距離あたりに適正が出そうです。
130・キャッチータイトルの21
メジャーエンブレムの半妹となる同馬で、メジャーエンブレムの募集時の写真と見比べてみるとダイワメジャーからリアルスティールに変わった分、筋肉量は控えめで脚が長く映る同馬、マイル~2000mで良さそうです。
次点に良く見えた馬(募集番号順)
125・チェッキーノの21
126・ハウメアの21
132・ダイヤモンドディーバの21
134・シャルマントの21
173・ミスエルテの21
174・ミスティークIIの21
184・アドマイヤアロマの21
良いなと思う馬も多く目移りしますが、予算的に今年も厳しいお財布事情。
恐らくもう少し安い価格帯への申し込みが現実的にはなりそうです。