母の情報
エールデュレーヴは2013年産、父はディープインパクト。叔母に名牝レーヴドスカーがいます。
通算成績は16戦3勝で芝の1600.1800.2000mで勝ち星を挙げています。3勝目を挙げた直後に屈腱炎を発症し引退・繁殖入りとなっています。
叔母のレーヴドスカーの産駒は体質の弱さが顕著に見られ、エールデュレーヴも血筋による影響という捉え方も出来ます。
母の産駒
2019・スプレッドアウト(牡)父ハービンジャー
2020・本馬(牡)父エピファネイア
2021・死産(ルーラーシップ)
本馬は母7歳時出産の2番仔です。
血統
母父ディープインパクト
獲得賞金上位と好走距離
対象:953頭
1位・キセキ(牡)父ルーラーシップ
30戦4勝 芝1800-3000m
2位・アリストテレス(牡)父エピファネイア
13戦4勝 芝1600-3000m
3位・ステラヴェローチェ(牡)父バゴ
6戦2勝 芝1600-2400m
父エピファネイア×母父ディープインパクト
獲得賞金上位と好走距離
対象:53頭
1位・アリストテレス(牡)
13戦4勝 芝1600-3000m
2位・ムジカ(牝)
16戦1勝 芝1800-2000m
3位・オーソクレース(牡)
3戦2勝 芝1800-2000m
短評
ローガンサファイアの20の記事にも記載の通り、今年のキャロットクラブではエピファネイア産駒は6頭いますが、BMSは全てサンデーサイレンスの直仔。明確に生産者の意図を感じ、サンデーサイレンスの4×3はエピファネイア産駒の標準装備になっています。
以下クルミナルの20の記事にも書いた通りですが、本馬は母父がディープインパクト。
同様難しい事は考えず母父でも優秀なディープ(BMSリーディング2位)で、サンデーサイレンス4×3のエピファネイア産駒という時点で後は気にせず出資というのもアリだと思います。
ただ少し掘り下げると、父エピファネイア×母父ディープインパクトの獲得賞金上位馬は母母系にSadler's Wellsを持ち、クロスさせているという共通点があります。
アリストテレスについては名牝バレークイーン経由のSadler's Wells4×4
ムジカの母母ファーストナイトは半姉が愛オークス、英オークスの勝ち馬のバランシーンがいます
オーソクレースはエルコンドルパサーの母サドラーズギャル経由のSadler's Wellsのクロスです。
3頭全てが名繁殖を経由したSadler's Wellsになっているので、母父ディープインパクトには「母母が名繁殖経由のSadler's Wellsを持っている」というのが成功パターンです。
それを考えると本馬は血統的には全面的に推しづらいという印象です。
※データは2021年8月8日終了時点になります。
※キャロットクラブ様より情報転載の許可を頂いております。
※個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。