ナスケンアイリスの20(キャロットクラブ2021年募集)

募集予定リストは名前がありませんでしたが、確定リストで追加となりました。

母の情報

母ナスケンアイリスは2007年生まれのフレンチデピュティ産駒。

半弟に高松宮記念の勝ち馬セイウンコウセイや叔父にタイキフォーチュン(NHKマイルC)、叔母にタイキダイヤ(クリスタルC)など短距離重賞のタイトルが並ぶ牝系です。自身は3戦して未勝利。

聞きなじみのない桜井牧場生産ですが、セイウンコウセイ、ナスケンアイリスの20の半兄モジアナフレイバーも桜井牧場の生産で、他には昨年牡馬3冠全てのレースに出走したビターエンダーも同牧場の生産です。

ナスケンアイリスの20は、2021年7月27日に行われた北海道セレクションセール2021で3400万(税込3740万円)で取引された馬です。

募集価格は4800万。約1000万の上乗せは期待値なのか果たして。

母の産駒

※中央で3勝以上は馬名太字、重賞勝利馬は馬名青字

本馬は母13歳時出産

2011・ナスケンリュウジン(牡)父ケイムホーム

2013・ネクストムーヴ(牡)父バトルプラン

2014・オーブスプリング(牝)父ディープブリランテ

2015・モジアナフレイバー(牡)父バトルプラン

2016・ゴルトマイスター(牡)父ゴールドアリュール

2017・ヴォルスト(セ)父キズナ

2018・アルコディオーサ(牝)父ディープインパクト

2019・モルトフレイバー(牡)父ドゥラメンテ

2020・本馬(牡)父ロードカナロア

2021・当歳(牝)父レイデオロ

繁殖初期の産駒の活躍により、種牡馬が年々豪華になってますね。

血統

母父フレンチデピュティ

獲得賞金上位と好走距離

対象:1542頭

1位・ゴールドドリーム(牡)父ゴールドアリュール

27戦9勝 ダート1600-2000m

2位・ショウナンパンドラ(牝)父ディープインパクト

18戦5勝 芝1600-2400m

3位・マカヒキ(牡)父ディープインパクト

23戦5勝 芝1800-2400m

短評

今年の北海道セレクションセール出身で、Youtubeでセリの様子が残っていたので観てみました。

入札の声やハンマーの音など要所要所で驚く姿が印象的でした。

この時期で、特殊な雰囲気もあり他馬にも見られる事なので珍しくはありませんが、音に敏感ではあるのかも知れません。

興味がある方はご覧になってみてください。

2021 北海道セレクションセール 上場番号101~150

上場番号148で1:49:20あたりです。

 

立ち繋ぎのように見えたのでカタログや尺でも再度チェックしたいですが、ダート向きには見えました。

ロードカナロア×母父フレンチデピュティは真っ先にレッドルゼルが思い浮かびますが、本馬の場合も母系にCapote-Seattle Slewと続き、ダート短距離で非常に面白そうな血統ですし、兄姉達のダート実績は心強い材料です。

今まで募集番号1番と言えばディープインパクトの定位置でしたから、随分と風味の異なるカタログ1ページ目になりそうですね。

 

※データは2021年8月8日終了時点になります。
※キャロットクラブ様より情報転載の許可を頂いております。
※個人的な評価になりますので、出資は自己責任でお願い致します。

 

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