2022年8月23日に公開されたキャロットクラブ2022年度のPDF版のカタログ。あくまで馬体写真のみを見て気になった馬を何頭かあげていきたいと思います。
以下の通り3つの価格帯に分け、今回は高価格帯の中から馬体が良く見えた馬達です。
低価格帯31頭(1600万~2800万/一口4万~7万)
中価格帯31頭(3000万~4000万/一口7.5万~10万)
高価格帯27頭(4400万~12000万/一口11万~30万)
※ピックアップした馬はあくまで私の個人的な評価で馬体の好みも入っています。「へぇ~あっそう~」くらい参考程度に考えていただき、最終的な申込みはご自身の判断にてお願い致します。
11.アールブリュットの21(牡)
父ドゥラメンテ/母父マクフィ
2月26日(母9歳時出産)
一口15万円/国枝厩舎
初仔のパラレルヴィジョン(アールブリュットの19)はバツ1抽選になり、現在2戦2勝の素質馬。本馬も人気になりそうですね。
馬体は繋ぎ以外は理想の形。前後にしっかり筋肉がついていながらもムキムキ感を感じさせず適度な力強さ、全体バランスも良いです。
繋ぎは誰が見ても立ち繋ぎの分類でドゥラメンテですから故障リスクは許容が必要かもしれません。
動画を見ると私は特別硬いという感じではなさそうですが、特別柔らかい感じもしません。
4・グリューネワルトの21(牝)
父ロードカナロア/母父スペシャルウィーク
3月8日(母14歳時出産)
一口12.5万円/林徹厩舎
コチラの記事でもピックアップしたロードカナロア×スペシャルウィークの個人的注目ニックス。
馬体は短距離志向の母系らしく筋肉が立派で、かといって低重心でもなく、同産駒ならステルヴィオの募集時とシルエットが似ています。
全体バランスも良く現時点では最優先候補の1頭です。
59.シンハリーズの21(牡)
父キズナ/母父シングスピール
3月29日(母19歳時出産)
一口15万円/池添厩舎
シンハリーズの仔は華奢に見える仔も多いですが、本馬は筋肉隆々とした馬体。
ただ見た目以上に測尺は無く、体高、胸囲、馬体重は中央値以下と中身はシンハリーズ一族らしく小柄です。
カタログには「スピードの絶対値」との文言がありますが、馬力やスタミナを感じさせる馬体でこのあたりはキズナが出てる印象。
56.アルアリングスターの21(牝)
父ハーツクライ/母父Exchange Rate
4月8日(母7歳時出産)
一口12.5万円/斉藤崇史厩舎
母系にはDanzigやSeattle Slewなどハーツクライとの王道の好相性の血を持っている本馬。
スタイリッシュに見える馬体で、ハーツクライらしいシルエット。動画では繋ぎのクッションが柔らかくバネを感じます。
手術歴(右大腿膝蓋関節感染性関節炎により洗浄手術)については少し調べると、外傷や関節内骨折が起因して起こした関節炎であればかなりネックとなりそうですが、生後9日後の手術歴であり、案内にもある通り若齢期の免疫が弱い時期に起きた関節炎であれば気にしなくても良い、というのが私の結論です。
※専門的な知識はないので、あくまでネットで調べた私の意見です。
コチラの最優先候補の1頭。
65.アドマイヤローザの21(牡)
父モーリス/母父ハービンジャー
1月9日(母7歳時出産)
一口12.5万円/高野厩舎
モーリス産駒らしい筋肉質な馬体で、測尺も全ての値が中央値以上で見た目通りの値です。
胴も詰まっておりクラシックを狙うタイプというよりマイル前後になりそうな印象。歩様もキレイで、踏み込みも深いです。
次点に良く見えた馬
1・ミリッサの21
66・リスグラシューの21
73・オーマイベイビーの21
79・ヒストリックスターの21
今の所高価格帯ならアルアリングスター2021が1歩リードで、グリューネワルト2021、アールブリュット2021というのが出資意欲の順位。
ただ私とは比べ物にならないくらい詳しい方々とのオンライン検討会も控えてますので、有識者の方々の意見を聞きつつまだまだ悩みたいと思います。